ある日突然肺癌宣告

2017.5.16 初めて 病院に行く。
2017.5 末 検査の結果 左肺腺癌 ステージ4と 診断される。
必ず 治すと 心に誓い 闘病生活に 入る。

2回目の肺内視鏡検査

6月21日


癌研で 肺内視鏡検査の日…

午後からの 検査なので 朝ご飯は 6時までに 食べ終われば良いと…


病院に行く日は 犬2匹の散歩やら、 家事やら 何だかんだ 大忙し…


いよいよ 出発!


前回 肺内視鏡検査で 死ぬ思いを した 経験から

主人は ビビリ腰…(^_^;)


今回は 全身麻酔だから 大丈夫だよ!!!

と 励ますものの

実は 心配…(^_^;)


予約時間を 少し過ぎた頃 呼ばれたーーーー(; ̄ェ ̄)

とうとう また あの検査が…


緊張と 心配 丸分かりの 表情で 検査室に連れて行かれる主人…(^_^;)


1時間半位で


出てきたーーーーーーーー\(^o^)/


まだ 麻酔が完全に冷めていなくて ろれつも回らず

目も 虚ろ状態…


しばらくすると 母ちゃん!

俺の手を握ってくれ!


俺 もおダメかもしれない…


愛してるよ!


今まで 恥ずかしくて 言った事も 無かったけど ちゃんと伝えないと!


ありがとう! いい人生だったよ!




あたし

…………………………………………(; ̄ェ ̄)




そこで 片方の手が パタンと 下に落ちたら 俺は 死んだ時だから


そしたら 母ちゃんは そこで 泣くんだぞ(笑)(笑)



あたし

…………………………………………(; ̄ェ ̄)



あんた …

なに言ってるの? 検査で麻酔かかってるだけだけど…



分かってる! でも せっかく癌になったんだから 最後の 練習照れ照れ照れ照れ照れ照れ

ドラマみたいでしょ!


………………………………( ̄Д ̄;;



アホか…(; ̄ェ ̄)

不謹慎な…

演技でも無い…




でも そんな 冗談が 言えてる位で 良かった…


と 同時に ホントに お別れが 来てしまったら どうしよう……………


笑いながら 涙が 止まりませんでした…

病気になってよかった事

癌を宣告されてからの毎日は


人生で一番辛い 気持ちに なった様な…

今まで とてつもない 問題が 次々と 起きてきたけど

何とか いつも 乗り切れてきた…


今回は それとは 違う…

なぜ私じゃなくて 主人なんだろう…

なぜ 今なんだろう…

死に直面する事なんて 今まで どこか他人事だった…

それが 自分じゃなくて 最愛の人に…


出来る事なら 変わってあげたい…


病気になる本人も その家族も とてつもない 恐怖と不安と 絶望感に 襲われる…


残す方と 残される方…

どちらも 耐え難い…


なんの 疑いもなく お爺ちゃんと お婆ちゃんに なると 思っていたのに…


なんで…………





病気に なって よかった事 何かあるかなぁ〜?

と 考えてみた…


お互い 仕事が忙しく ほとんど すれ違いだったのが

主人が 休職に入り 私が 病院や治療に行くたびに 休みを取り


病院デートドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ

帰りには 必ず 美味しい物を食べて!

(普段は 無塩、無糖 、動物性たんぱく質抜き など

クソ不味い 食事です(^_^;) )

(元気な時に もっと 休んでおけばよかった…(泣)


それと 主人の お姉さん2人、妹と 病気をきっかけに 会う事が出来て 最近は 皆んなでグループLINEなどで 毎日 楽しく会話が 出来て

家族の 絆や 団結心が とても 心強く 感じられる事!


友達や 知人の 存在が とても 有難く 心休まる事!


そして 毎日 朝が来る事が 当たり前じゃない事に 気付いた事!


病気に ならなかったら きっと 気付かなかった事ばかりだと…


今が ある事に 感謝しないと いけないと…

悩んだ結果2

主人に 話をしました…


検査を受けて欲しいと…


最悪の結果が 出るかもしれないけど

でも 万が一が有るなら…

それに かけたいと………


このまま 終わらせたくない…

絶対に 治したい…

1人になりたくない…


必ず 私が 治すから…


最後は 泣きすぎて 何言ってるのか 分からなくなってきて…(^_^;)




死にたくないよ…

でも 死にたくない 理由は 母ちゃんを 1人残して行くのが 辛すぎるから…


今は 1人じゃないから…(泣)


だから 母ちゃんに 任せるよ!

母ちゃんが 後悔しない様に 母ちゃんに 命預けるから

煮るなり 焼くなり 好きにして!



決まり! 検査行こう!